福島区の職員研修にいってきました。
大阪市で3区先行で実施している「総合的な相談支援体制の充実」モデル事業の一環で実施する職員研修の講師として、福島区役所さんにいってきました。私がこの事業の福島区のスーパーバイザーを担っております。今回の研修では、各課から日頃窓口で相談対応を行っている職員さんに集まっていただきました。
私が研修をする場合、大方実習形式にしています。それは、現場でなるべく使える技能を体得していただいて少しでも普段の仕事に役立てて欲しいと思うからです。そのため初めて経験する方は戸惑う場面もありますが、徐々に慣れていって最後には大きく成長される人がおられるのでいつも驚きます。
実習内容はロールプレイ形式で実際に窓口に来られた方を参考にケースを作成して実践してもらいました。担当課の方も普段の研修と違い、参加者のみなさんが最後まで熱心に取り組まれた姿がとても印象的だったとお褒めの言葉をいただきました。
最近「行政の縦割りを打破しなければならない。」という言葉をよく耳にしますが、どうも単なる掛け声だけに終わっていることも多いような気がします。やはり「壁を打破する」ではなく、「一緒に壁をつくる」という一つ一つの積み重ねが大事だと思います。
これからもなるべく現場の人たちが協力し、自信を持って行動できるような人材になるように支援していきたいと思います。
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