こどもの成長と地域の成長と。Part 2

 今年も大阪城の中にある修道館で娘の空手の試合がありました。あれから1年があっという間に経ってしまったような気がします。1年間で娘がどれ程成長したのか見るのが楽しみでしたが、思った以上に成長していることにびっくりしました。


 本人は恥ずかしがっていましたが、去年は1試合も勝てなかった試合に、今年は2勝もしました。週2回ほとんど休まず練習に行った成果だと思います。恐らく本人は自分の力で勝ったと思っているでしょう。しかし、そこには多くの支えがあったからこそ勝ち得た結果だと、いずれ学んで欲しいと願っています。


 多くの木々も太陽の光や雨のめぐみがあるからこそすくすくと育つのですが、人間はついつい育ててもらっているご恩を忘れがちです。しかし、そのことを恩着せがましく本人に伝えることもどこか違うような気がします。お互いの気持ちが通じた瞬間に感謝の気持ちを伝え合える関係こそが、今最も求められているのではないでしょうか。

 たまたま試合が終わって外に出たときに大阪城の上空を鳥たちが羽ばたいていきました。こういう一瞬一瞬を愛おしいと思えるような生き方をこれからもしていきたいですね。

 

 大阪NPOセンターではこれからも、一瞬の出会いを永遠の信頼に変えるための挑戦を続けていきます。

Osaka NPO Center-Journal

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