地域の架け橋として…
最近、地域のさまざまな組織のつなぎ手として、中間支援組織を立ち上げたいという相談が急増しています。お話の中で、行政も企業もそれぞれの視点だけの課題解決では、限界だと感じているとの声をよくお聞きするようになりました。
一方、大阪NPOセンターには市民をはじめNPO、ソーシャルビジネス事業者、地域団体、企業、行政、教育機関、メディア等、ありとあらゆる組織から日々怒涛のように押し寄せてきます。その結果、その相談を受けるスタッフは自然と複眼的思考を醸成しています。「恐らくこんな課題は解決できないだろう…。」という課題でも、複眼的思考で何とかアイデアだけでひねり出そうと奮闘しているので、スタッフの実力がメキメキついてくるので不思議です。
写真は明石大橋ですが、恐らく計画の当初はこんな大きな橋をかけることは無理だろうと考えた人は大勢いたと思います。しかし、みなの知恵を出して、できる方法を考え尽くしたら、ちゃんと作ることができました。日本の社会には、まだまだこのような潜在能力がたくさん眠っていると現場を歩いていると感じることが多々あります。ところが、それを引き出すきっかけがあまりにも少ないではないでしょうか。
大阪NPOセンターは、そのきっかけになるように、いろいろな人や組織、地域の架け橋なれるようにこれからも多くの支援を展開していきます。
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